『実朝出帆』と年度のおわり。

年末年始の稽古に追われた『あれからのジョン・シルバー』が終わってこの方、
次の劇の準備に追われてきました。
山崎正和さんの『実朝出帆』を、神奈川県秦野市で上演する企画です。
これは神奈川県と秦野市による企画で、何人か唐ゼミのメンバーも出演していますが、主力は県内の若手を集めて行う公演です。
新国立劇場研修所出身の清水優譲くんを中心に、座組をつくりました。

秦野の東田原地区という場所には、実朝公の御首を祀った塚があって、市内の小学生はここを訪れることになっているようです。
毎年11月には「実朝まつり」が開かれ、去年の開催では、序盤の雨にも関わらず数千人が集まっていました。
246からヤビツ峠に向かう道を少し西にそれたところにあるこの場所は、山々と農業用地に囲まれ、観光地化されすぎていない魅力があります。
この場所で、劇を上演してみようと思いました。

初日には300人、2日目も200人を超えるお客さんが集まってくれました。
そして、一緒に寒さや風と闘って、2時間の劇を貫いてくださいました。
現在、片付けの日の未明ですから、あと1日撤収作業をして、このチームは一旦解散です。

今年度から、自分の持っている小さな会社で神奈川芸術劇場から仕事を受けるようになりました。
劇団や県による公演づくりの他にも、短編演劇祭や県内の若手である820製作所という劇団を担当をしたり、ベトナムからサーカスを招聘しました。
あと少し、年度末、締めの作業を終えたら1シーズンが終了します。

最近は派手な日々が続きましたので、ようやく、
中途にしていた「芝居の大学」の原稿整理やこれからの作品準備に、落ち着いて取り組む時間が回復します。

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by nakanoatsushi | 2018-03-19 05:01
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