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『腰巻お仙 忘却篇』の稽古が佳境に入る。

3月の8日(金)9日(土)に控えた学生たちの公演準備が佳境に入っています。
本番まで間がないので、だんだん余裕が無くなってきました。
劇自体は短いのですが、
とにかく寓意や暗喩が多い。
実は話は単純なのですが、
登場人物達の行動や台詞が意味するところを、
具体的に何度も確認しないと劇が空転してしまいます。
さらに、セクシャルな内容が極めて多いので、
具体的にこれらを学生達に説明していると、
なんだか単なるエロ話みたいになってくる。
そこで彼らが反応薄だったりすると、
空回りしているのはオレか、という気持ちにもなる。
自分も学生時代は遠くなって、
おっさんになってきたんだな、と実感します。

とりあえず2月中に室内で最後まで完成させて、
3月に入ったらこれを一気に野外劇に膨らまそうという作戦です。
野外劇は初めてなので、
自分にとっても経験のない困難が予想されます。
学生達も大いに頑張っていますが、
自分もかなり頑張っているのです。

そんな中、劇団員の安達は両国で頑張っています。
望月六郎監督主催のドガドガ+公演に出演しています。
関東大震災後、昭和ひとケタの浅草に変装して潜入、
その暗部を覗き見てはルポをものにする三流ライターという役どころです。
by nakanoatsushi | 2013-02-24 10:25
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