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6月4日を忘れないだろう。

昨日の記憶は午前1時半くらいまである。
そして気付いたら、8時を少し過ぎていた。
久しぶりに寝てしまった。

昨日は、今度やるバッタパフォーマンスのプレゼンリハーサルと、『下谷万年町物語』の顔合わせの日だった。その前に、朝早くの打ち合わせも一本あった。

プレゼンリハは、開国博協会の会議室でやった。
本気でやったので音がでかい。周りにはかなり迷惑がられたろうが、見てくれた人には楽しんでもらえたと思う。それ以上に、役所のようなオフィスのど真ん中で堂々と芝居の一節をやることが面白かった。
なんといっても自分たちの本業は芝居なので。
記録映像やパワーポイントでの説明は嫌だと思った結果がこれだ。

それから、リハーサルで燃えるということに関しては、久しぶりに唐さんが大学にいた頃を思い出した。

夏休み、春休みなどの長期休暇が明けると、唐さんが久しぶりに大学にやってくる。
この日は、いつも決まって勝負の日だった。そこで稽古していた芝居のリハーサルを見せるのだ。
これまた場所は狭い研究室の中だったけれど、本番の日以上と言っても良いほど勝負を賭けるのがこの日だった。
こういうことを通過儀礼にしながら、何本も芝居を作った。


そのあと、夕方から『下谷万年町物語』の顔合わせをやった。
メインキャストをお願いしていた人々。すでに男娼を演じると決めて、参加した人もいた。(ちなみに男娼役は、8月末までの募集です。あと50人必要です。よろしく。)
壮観だった。狭い部屋にゴザをしいて、30人以上で車座になって、配役の発表や予定の確認、それに何といっても全幕読み合わせまでやった。
皆の声にのせられた科白を聞きながら、どこが面白くなりそうか、どこが問題になりそうか、探った。

昨日は全てが終わるまで、疲れや眠さにまったく気付かなかった。
それくらいに、すべてが面白かった。
by nakanoatsushi | 2009-06-05 10:11
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