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今日は公開リハーサル!

大学で稽古を重ねています。

通し稽古をして、問題点ををあぶり出し。
返し稽古をして、また通し稽古へ。
科白や所作はもちろん、装置も小道具も衣装も、少しの工夫が、ひとつひとつ局面を変えていきます。

とにかく仕掛け満載の舞台で、
稽古後には、皆が皆ベットベト。
水が降り、血しぶきが飛ぶ、1時間45分の芝居が仕上がりつつある。

とにかく暑く、熱い。
連続した台風が去って、いったん夏が戻ってきたかのような暑さです。
気温はさほどでもありませんが、湿気が多く、少し動けば汗が吹き出てくる。
こうして、ベットベトは最高潮です。
それに蚊も多くて、ここにきて今年一番刺されながら、連日グリグリと稽古してきました。

今日の17時から、公開リハーサルというのをやります。
主に、秋学期から始まる演劇セミナー「芝居の大学」の受講生が参加対象ですが、
何人か知り合いで観に来てくれる人もいて、
芝居の内容がどれくらい伝わるのか、
新宿に乗り込む前に一度観てもらおうという試みです。

チラシにも書いたように、まさに今回の芝居は「愛と青春の嵐」。
飛び入り参加、歓迎します!

会場は16時50分から。
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by nakanoatsushi | 2016-09-28 07:12

早朝の街には

強引を承知で通し稽古を押し通した一週間が過ぎ、
公演準備は仕上げのステージへと移行しつつあります。

ここ数日かけて、横浜国大にリハーサル用の劇場を建設中。

劇団メンバーが作業に勤しむのを横目に、
今日は始発で新宿中央公園に行ってきました。
朝、ラジオ体操をされている皆さんに御挨拶をするためです。
ある日いきなり劇場があったら驚かれるでしょうから、
あらかじめ知らせに伺い、よろしくお願いをしてきました。

3:00に起床し、3:45に家を出ます。
30分ほど歩いて横浜駅に着き、4:22の始発に乗りました。

こちらは1日の始まりなので割と元気なのですが、
日曜の朝とあって、昨夜からの延長戦を闘い抜いて来た人たちの群れ。

小雨かまわず、交差点の角で力尽きている青年。
電話の向こうに「ふつうボトルで殴らないよなあ」などと語りかけるハーフパンツのおっさん。
マンションの入り口に、暗がりの中ただボーッと立っているだけのお婆ちゃん(大丈夫か?)。

当然、電車の中は皆ぐったり。
時折見かける大荷物の人は、これから登山にでも行くのでしょうか、目が希望に燃えていて、
コントラストを成しています。

湘南新宿ライナーは走っておらず、京浜東北線で品川に向かい、山手線に乗り換え新宿へ。
5:20に新宿に着き、さらに歩いて都庁の裏手を目指します。
オフィス街である西口は実に閑散としていました。

公園に着くと、白いトレーニングウェアの皆さんに、勢い込んで御挨拶。
「1年ぶりだねえ」「あの時みたよ」と暖かく迎えてもらえました。

ここのラジオ体操はかなり大規模で、白い上下の運営の皆さん10数名が階段の布陣して、
そんなインストラクターをお手本に、近隣から集まってくる100人を超す人々が一斉に動きます。
内容も凝っていて、2部構成のオリジナル体操。
いままで経験したことのない、それでいて身体のすみずみまでをも稼働させるべく工夫された動きの数々。
去年、夜間警備の翌朝にトライして、驚きました。

それにしても、街って面白いもので、
勝手知ったる場所でも時間帯をずらすと、
見知らぬ表情を持っていますから、
久々に早朝の新宿を経験して愉しみました。

そういえば。
一昨年行った大阪の扇町公園では、
御近所の奥様が中国風の大きな扇子を使った体操を繰り広げていて、
度肝を抜かれました。
みっちり体操した後は、これからサイゼリヤに行くかサンマルクカフェに行くかで、しょっちゅうケンカ越しに。

海岸の公園にはいつも釣り人が居ましたし、
池袋の公園には、縄張りを守っているのか、いつも同じ人が決まったスペースに陣取り、交代制のシフトまで敷かれているようでした。
名古屋の神社を借りた時は、薄暗い中をいつの間にか駐車場が満車になっているのに仰天しました。
早朝4時に、敷地内の道場で早起き勉強会が開催されていたのです。

いずれも、劇団で公演してこなければ出会わなかった景色。
他にも沢山あります。
本日ヤフーニュースに出ている山形の芋煮会場でもやったし。


ああ、もうすぐ本番だという機運が、ふつふつと昂まっています。
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by nakanoatsushi | 2016-09-18 19:56

世界に未踏の地あり

いまの部屋に引っ越して1年半なのですが、
最近、新たな引き出しが発見されました。

ほぼ毎日使っているはずのキッチン、
その一角に、ここ単なる壁面だろうと思っていた場所があって、
ところが、妙な引っかかりを感じる。
引いてみると、小ぶりの引き出しだったんですね。
幅10センチくらいのその引き出しには今も何も入っていませんが、
ちょっと嬉しい。

前に住んでいたアパートにも同じようなことがありました。

ここには結局10年くらいいましたが、
少なくとも5年は経ったある日、
風呂とトイレの照明のスイッチ板に目がとまった。
なにかの汚れかな。
しげしげ見てみると、
真ん中に、3ミリくらいのハチをモデルにしたキャラクターがいた。

あの時も、新たな発見が嬉しくなって、
誰か訪ねてくると「おい、見てみろよ」と自慢したものです。

実にとるに足らないことなんですが、
人間、こういうところに不思議な喜びを覚えたりしますね。


そういえば、前にやった『唐版 滝の白糸』に、
似たようなシーンがありました。
劇に出てきた運送屋2人が、
運んできたタンスの受け取り手を巡ってしばらく揉めたのち、
自分の掌に今まで見たことのないホクロを発見して喜ぶ。
彼らは肝心の送り主のことなどすっかり忘れてしまって、
幸せそうに去って行く。

あの気持ち、今の方がわかるな。

こういう時、唐さんの才に舌を巻きますね。
ネッシーや、王族の墓でなく、
こんなところに発見のたのしみを見出す。
生活感覚と言うんでしょうか。
20代の頃から唐さんには何故かそれがあり、
しかも妙に研ぎ澄まされている。
早熟だなあ。


毎日、蒸し風呂状態の稽古場で、
シャツが透けるほど汗をかいています。
新人が多いので彼らに時間を割いていますが、
ずっとやってきたメンバーにも、きっとまだ見ぬ魅力があるはず。

慣れ親しんだ仲だからこそ、もっと別の引き出しを。

今日は午後から、目いっぱいやろう。
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by nakanoatsushi | 2016-09-10 06:05

公演、一ヶ月後に迫る

1年ぶりの劇団公演が一月後に迫っています。
稽古をし、美術をつくり、衣装を探し、方々に宣伝してまわる日々です。
今日は9月3日、新宿入りする10月3日までいよいよ一ヶ月。
ああ、時間がない、時間がない。

すでに、日々、備忘録をつくって、そのうちのいくつかを倒して、
また翌日にそれを更新して、という状態に突入しています。

昨日、あいつが言っていたあの科白の言い方、あれは違うぞ、こう直さねば。
科白とともにかけている音楽のかけはじめのタイミングも、ちょっと手前にした方がいいぞ。
衣装も、すでに役者が見つけて来たものにOKを出したが、さらに良いアイディアが浮かんだぞ。
あ、いけねえ、あの店にポスターをまだ貼ってもらっていねえ。
あっ、あの人に案内状送り忘れている!

こんな具合に、大混乱しています。
それでも、これまで何とかしてきたんだから何とかなるだろう、
と、自らを鼓舞しつつ、気は急くばかり。

今日も午前中に衣装合わせ、午後から、4幕の稽古。
4幕ものか。
唐さんのもとで大学3年の時初めて作った『義理人情いろはにほへと篇』以来の、4幕もの。
懐かしいな。
台本読んで稽古していると、当時の唐さんの暗中模索がよくわかるな。
オレも頑張らないと。
あっ、時間だ。10時の集合に遅れちゃいけない。
……。

というわけで、いざ出撃!
明日はチケット発売日だ!!
http://karazemi.com/perform/cat24/-2015111216160020.html
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by nakanoatsushi | 2016-09-03 09:08