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夏が終わる。

涼しくなってきました。
大雨のたびに季節が少しずつ変わって、夏が終わろうとしています。

8月は打合せの連続でした。
秋のKAAT公演も、年明けのやなぎみわさんとの公演も、多くの人々に関わってもらっています。
劇団員であれば「ちょっと来てよ」と呼び出せば済む話が、一回一回ものものしくなるわけです。
それだけきちんと準備をしないといけない。世間はこうやって公演を組み立てていくんだなあ、と実感しています。

あとは、早朝起きだして来年の公演のことを考えています。
今年は流血するものばかりやっているので、来年はのどかなものにしよう。
そう思って、いくつか読んでいます。
しんどくもありますが、うまく読み解けた日は爽快です。

休憩時はもっぱら本と音楽。
本は『臨済録』『五輪書』『雨月物語』など。
音楽は最近『魔弾の射手』の序曲が好きで、色々な人のを聴いています。
中でもエーリヒ・クライバーがお気に入りです。
最近出版された彼の伝記を読みながら聴くのがたのしい。

週末はやなぎさんの最新作『ゼロアワー』を見に名古屋に行く予定です。
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by nakanoatsushi | 2013-08-28 00:01

『唐版 滝の白糸』ワークショップ

今日からワークショップをはじめました。
基本は都市文化ラボでやっている学生たちのための講座です。
それに少し劇団や、今度出演してもらうメンバーも加わっています。
明後日まで3日間やったら次回は9月、これは11月の本番に向けて行われる本格的な稽古に加わるというものです。

とりあえず8月は学生たちに向いた話をしようと思って、高校時代に演劇に目覚めて大学に入り、唐さんに学んだ学生時代の話をしました。
話していると、忘れていた昔のことが色々と甦ってきます
特に完全に忘れていた高校時代のことが。

最近、台本の傍ら禅に関する本を読んでいますが、これが得てして難しい。
ですが、高校が曹洞宗系の仏教校だったおかげで、道元禅師に関する本は割と読みやすいのです。
『正法眼蔵』の巻数に恐れをなして、とりあえず『随聞記』を読んでいますが、けっこう高校時代に聞いた講話があることに功徳を感じています。言葉もけっこう知っている。
永平寺に行ったこともまざまざと思い出しました。

道元は権力者から寄進を受けとった弟子を戒めるため、破門のみならず、弟子が座っていた禅堂の床をひっぺがし、その下の土を七尺の深さまで掘って捨てたそうです。
あまりに潔癖。
さらに、病気の時こそ修行に専心すべし、修行中に死んだって構わないし、だいたいオレは朝から晩まで座り通して体調を崩したことはない、むしろすこぶる健康だ、と言ってのけます。
あまりにストイック。
とにかく徹せよ。食事している時は食事そのものに、座っている時は座ることそのものに、仕事している時は仕事そのものになれ、というのが道元の教えです。
激しい。激しすぎる男です。
もうちょっといい加減でもいいじゃないか、と思います。

一方で、せっかく夏の集中3日間なので、いまは学生たちとともに『唐版滝の白糸』を読むことに、頭を空っぽにして徹してみようと思います。
稽古は本番の準備にあらず、目的そのものたり得るよろこびがあるのですから。

明日もたのしみだ。
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by nakanoatsushi | 2013-08-19 23:48

京都に来ています。

京都に来ています。
昨日生まれて初めて送り火を見ましたが、観光ではありません。
打ち合わせで来ているのです。

年明けにやる、美術家(最近は演劇人でもありますが)・やなぎみわさんとの公演の準備です。
これからつくる劇の内容についての検討、それから会場選びも行いました。
場所が確定、というわけではありませんが、目星はつきました。
平成24年1月に台東区、3月に京都でやります。

2006〜08年まで3年間、劇団でお世話になった京都。
最後に公演したのがもう5年も前です。
演目的には『ユニコン物語』『鐵假面』『ガラスの少尉』とやりました。
今回も市内をウロウロしながら、はじめて京都駅に降り立って、テントを建てて公演をさせてもらえる場所はないか探しまわったのを思い出しました。
あの時は余裕が無くて、場所が決まるのか不安でもあり、なんとなく食事をする気にならなかった。
バスの一日乗車券を買って、食べずに歩き回っていました。

3泊4日の滞在を終えて、これから横浜に戻ります。
帰ったら、今日の残りと明日を使って、月〜水に備えます。
週明けから3日間、『唐版 滝の白糸』ワークショップがはじまるのです。
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by nakanoatsushi | 2013-08-17 07:31