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手応えを感じる。

『夜叉綺想』の本読みが最後までいきました。
物語の流れや難所を押さえ、手応えを感じています。
ひさびさに20名を超える大所帯なので喜んでいます。
味方が大勢いるというのは、実に頼もしい。
チラシやセットづくりも嬉々として進行しています。

来週からいよいよ4月がはじまります。
自分は年度単位で一年を過ごしているので、
感覚的には今週末が大晦日です。

明日、明後日は劇団員たちと集まって、
作業場の片付けと整備をします。
2013年度に良い仕事ができるように準備をするのです。
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by nakanoatsushi | 2013-03-29 20:42

また聴いてきた。

昨日は東京に行ってきました。
上野で「春の音楽祭」のリサイタルを11時から聴いて、
その後は高井戸に移動して『夜叉綺想』劇中歌の伴奏製作に関する打合せでした。

2011年に初めて聴いて以来、
ヴァイオリニストの佐藤久成さんのリサイタルには行ける限り行くようにしてきました。
彼の演奏の持つ剛胆さを心から尊敬しているからです。

それにしても、
あのステージマナーの頼りなさ、おしゃべりのたどたどしさと、
演奏時のなんというギャップ!
楽器を構えたときだけオラオラ系で、それはもう徹底しています。

昨日は小1時間ほどのリサイタル。
ワーグナー生誕200年記念で『ニーベルンゲンリング』のパラフレーズでしたが、
ピアノとヴァイオリンだけですっかりワーグナーの世界になってしまう。
オレが世界を背負っているんだ!
という誇大妄想のかたまりのような演奏でした。
まだ午前中なのに。

彼は自分の演奏を一般的な美音だけで済ませることもできるはずなのですが、
「さすがにいまのは失敗だろう!」とこっちが叫びたくなるような信じがたい音をちょくちょく出します。
そこだけ聴くとほとんどノイズ。
しかし、それが曲全体の中で確かな表現になっていて、
楽曲とプレイヤー自身の情念のほとばしりになっているのです。
そういう風に普通の人が切り捨てる音をも演奏に持ち込んでいるので、
自然と表現の幅や手数を広げていくことができる。
おそらくこれが彼の秘密であり強みです。
まさにヴァイオリン界の森進一(特に若いころの)。

昨日も演奏がはじまるやいなや、
小さい音、大きい音、遅い部分、速い部分、
特に『葬送行進曲』など「そこまでやるか!」という踏み込みの連続で、
あっという間に持っていかれました。
その度胸、演奏への没頭は、チキンレースの際にもっとも敵に回したくない感じです。
とにかく既存の美から外れることを恐れない。
そして普通の人が脚を踏み入れないような辺境から、彼は未踏の美を拾ってくる。
その溢れんばかりのやりたい放題感。
またホレボレと聴いてしまいました。

リサイタルの恩恵にあずかったのか、
午後から夕方にかけての打合せも実に上手く、おもしろく行き、
気分良く帰ってきました。
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by nakanoatsushi | 2013-03-24 09:18

新しい人たちとの仕事。

3月もあと10日弱で終わります。

初夏の『夜叉綺想』に向けて
秋の公演に向けて、
それから来年初頭の公演に向けて、
平行して準備を進めています。

当面、毎週木曜日は『夜叉綺想』に向けての台本読み合わせです。
昨日の夜もやりました。
同時に、美術、チラシ、音楽づくりも進めています。
特に音楽は、これまでお世話になってきたサトウさんとは別の人との共同作業です。
はじめての人となので、もう一回自分を洗い直してやっています。

出演者にも、新しいメンバーがたくさん加わることになりました。
さらに昨晩は、今度の公演に出演はしないけれど、唐ゼミ☆の稽古がどんなものか気になって参加してくれた人たちも読み合わせの場にいました。
大所帯ですが、その分いろんな顔、いろんなバックグラウンドを持ったメンバーが一堂に会します。
自分たちがこれまで劇団でやってきたことが通用するのかどうか、
すごく興奮します。
そして、自分が鍛えられます。

考えてみれば、最近そういう機会がすごく多い。
学生たちを相手にする時もそうだし、外の人たちと仕事をする時も同じですが、
自分が日ごろ喋っている言葉が必ずしも通じない人たちに、
これからつくる劇について上手く伝えられるか、
そういうチャレンジを毎回やっています。
まして、難しいと思われがちな唐さんの作品です。
どれだけ判りやすく、おもしろく伝えられるかが勝負。

準備を積み上げるだけ積み上げたら、あとは即興でやります。
緊張しますが、でも緊張しすぎると自分が話していることが自分でも訳分らなくなるので、
あまりドキドキしないようにして。
そういう方法も、試行錯誤の繰り返しです。

秋の公演も、劇団以外の人たちと多く仕事します。
来年1月を目標に進めている仕事もそう。

それぞれにハードルを感じつつ、
とにかくどれもよろこんでやっています。
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by nakanoatsushi | 2013-03-22 08:59

『腰巻お仙 忘却篇』が終わる。

学生たちとの発表会が終わりました。
本番は土曜まで、昨日は片付けをしました。
その途中に例の大風、砂嵐。午後から冷えること冷えるとこ。
リハーサルを含み、本当に幸せな3日間だったと思います。
そこだけくりぬいたように暖かでした。
学生たちの朗らかさがそのまま天候に現れたようでした。

彼らを通じて、
自分がどんどん自由になっていくのを感じました。
あれもやってみよう、これもやってみようと盛りだくさんにしました。

こういう感じで劇団公演もやってみたい、
という収穫がいくつもありました。
それもこれも、10人の1年生メンバーのおかげです。

彼らに感謝しつつ、いまは次にやる『夜叉綺想』のことを考えています。
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by nakanoatsushi | 2013-03-11 18:12

千秋楽です。

『腰巻お仙 忘却篇』。
あっという間に千秋楽になってしまいました。
「初演時の様子を超バカ真面目に再現」がキャッチコピーのこの公演、
今日は今日で新しいプランを試し、
完全再現に挑みます。

思いついたことはすべて試す。
ウケないことを恐れない。
全力でぶつかる。
もちろん台本へのリスペクトは当然。
をモットーにやってきました。

商業ベースにのっていない学生演劇だからこそできる、
まさに実験的な公演、
そして渾身の公演です。

今日も春の夜に11人で吠えます!
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by nakanoatsushi | 2013-03-09 14:39

初日です。

ついにやってきました。
学生たちとつくった『腰巻お仙 忘却篇』の初日です。

昨日から、快晴、温暖になりましたが、
しかし、春の嵐も同時にやってきました。
風の音に負けないための秘策は、
とりあえず「大きな声を出そうぜ」。

昨晩深夜までメンバーの最終調整が続けられ、
満を持して本番に挑まんとしています。

暗雲よ来い!
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by nakanoatsushi | 2013-03-08 10:30

昨日から外にいます。

週末は野外公演。
いまはまだ寒いけど、
木曜日には暖かくなり、
本番の金曜、土曜は、
春の陽気になるのだそう。

上機嫌で稽古しています。
今日もこれから準備します。
曇天で午後には雨が降りそうでも、
露天のもとにいると元気になります。
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by nakanoatsushi | 2013-03-04 08:30