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『吸血姫』の稽古と足柄ワークショップ

『吸血姫』の稽古を早めに進めています。
本番は11月上旬からスタートですが、
9月の末に『木馬の鼻』の足柄公演があるので、
7月の下旬から稽古に入りました。

現在40日目。
明日で3幕までひと通りやり終えます。
これは稽古の初日に宣言した目標通りのペースです。

9月に入ったら、
1.ひと通り稽古した中ではっきりした苦手部分をこつこつ克服してゆく
2.8月の客演を終えて合流する入山、熊野に稽古をつける
3.新たに参加した新人・東くんを鍛え上げる
という行程に入ります。
特に3名を稽古する中で、
すでに全編を一度終えた全員がもう一度物語を読み直し、
捉え直すことができるので、
さらに充実した稽古になるはずです。

10年前に新宿梁山泊の上演を観て、
長く、複雑な印象を持った『吸血姫』でしたが、
自分でつくってみると実にシンプルな物語です。

また、
9月1日(土)には、
足柄で唐ゼミ☆についてのレクチャーをやります。
酒匂川のそばにある工場を改装したカフェで、
劇団や唐さん、テント公演のおもしろさについて3時間しゃべる予定です。
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by nakanoatsushi | 2012-08-30 23:49

日曜日は作業日。

日曜日は作業日です。
稽古はありません。
みんなは朝から2週間に1度のボイストレーニングをして、
午後は舞台装置を作ったりします。

自分は稽古がないので、
お世話になっている劇団の劇を、
今日は二つ見に行きます。

稽古は順調です。
読み合わせをしっかりやったので、
メンバーがしっかりとビジョンを共有して、
自己練習してきてくれるのでスピーディに進んでいます。
いま半分を超えて、
2幕の後半、劇のおもしろいところに入りました、
自然と稽古場も弾んでいます。
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by nakanoatsushi | 2012-08-19 09:55

ほおずきを育てています。

小学校の時にヘチマと朝顔を育てて以来、
植物を育てています。

先月、『木馬の鼻』の終わりに浅草で買ったほおずき。
ちょうど搬出の日が四万六千日だったので、
(※「四万六千日」・・・その日浅草寺にお参りすれば、四万六千日お参りしたのと同じご利益がある。)
ほおずき市が行われていました。
「酸漿」「鬼火」「法月」と漢字をあてることも勉強しながら、
初めて買いました。

当初、朝晩2回。
いまは大きなプランターに移したので早朝1回。
欠かさず水をやって観察しつづけ、
現在にいたっています。
多くの実がなり、
赤く染まったところでもいでドライほおずきにしています。

育てて特に楽しいのは、
葉っぱが代謝してゆく様子です。
茎が伸びると上の方に大きな葉がつきます。
日光をたくさん浴びることのできる新葉です。
するといままで活躍していた下の方の葉への水分の供給を途端にきりあげてしまうのです。
それはそれはあからさまです。
そこには彼らの頑強な意志を感じることができます。

昨日、劇団のホームページに、
11月に『吸血姫』を上演する旨アップしました。
主人公が「ほおずき」を名乗るのでそれで育てていたわけです。
やっと公表できてすっきりしました。

稽古は早めに始めて、
すでに発熱しています。
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by nakanoatsushi | 2012-08-09 23:30

足柄の山の上。

足柄特別公演です。
『木馬の鼻』を秋にもやることになりました。

はっきり言ってアクセスは悪い。
どうせアクセス悪いならば、
普段なら絶対できない場所でやってやろうと、
今回は山の上を選びました。
山の頂上にある怪し気な巨大ビル。
(実はコーヒーで有名なブルックスの社屋。)
東名高速からも見えるアノ場所でやります。

秘境です。
マチュピチュです。
空中庭園です。

これは我々が一番楽しい公演になります。
そこでぜひ、
普通に劇を見に行くだけでは満足できない通にこそ見てもらいたい。
足柄への遊山とともに楽しんでください。
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by nakanoatsushi | 2012-08-09 02:57

最近みたもの

最近いろいろなものを見に行きました。
めまぐるしかったので忘れないように書いておきます。

1.佐藤久成リサイタル
7月21日(土)に行ったもの。場所は東京文化会館小ホール。
ここ数年よく聴きにいっているヴァイオリニストのリサイタル。
今回はクラシック批評の大御所・宇野功芳企画だけあり盛況だった。
演奏ははじめて聴いた前半はじめのブルーノ・ワルターのソナタが良く、
後半の小品集がもちろん良かった。
真ん中の「スプリング・ソナタ」はワルターでお腹いっぱいになったので、
ちょっと聴くのに集中を欠いてしまった。
今回はこれまでより美音気味に感じた。
ノイジーな音を臆せず表現として繰り出すいつもとは少し違ったが、
一見優男な佐藤さんが見せる大時代的な雰囲気がすごいことに違いはない。
まさに遅れてきた巨匠。

2.日本科学未来館「科学で体験するマンガ展」
7月27日(金)。初めて昼間にお台場に行ってきた。
開国博でお世話になったKさんとTさんに誘われて、
いざ現在の彼らの仕事を目撃しに。
ハイテクとローテクなが混在した展示に驚く。
「サイボーグ009」に唸る。(ハイテク)
おかげで眼球運動が鍛えられる。
「ひみつのアッコちゃん」はバカバカしくて笑ってしまう。(ハイテク)
地下の赤塚先生も喜ばれているに違いない。
「会場センターにある謎のケンケンパ・サークル」(あまりにローテク)
床に白いラインで作られた四角をあしらっただけだが狂喜している子どももいる。
このセンスに邂逅して、3年前の夏をまざまざと思い出してしまう。

3.マルク・ミンコフスキ指揮のオーケストラアンサンブル金沢
7月28日に聴いた。みなとみらいホール。
ホールはガラガラだったけど、演奏はすごく良かった。
クロト・ヴァイルとプーランクとラヴェルの20世紀プログラム。
楽しい。ミンコフスキは巨体だが俊敏だ。
芋洗坂係長みたい。
来年2月のルーブル宮音楽隊の来日公演も、
是非いきたいものだ。

4.無人駅の『南北逆曼荼羅』
7月30日(月)に、三鷹の武蔵野芸能館へ。
尊敬する大久保鷹さんに誘われて見に行った。
若かりし日の鶴屋南北が、いかにして『四谷怪談』をつくりあげるに至ったのかという話だった。
まずこれがけっこう勉強になった。
大久保さんはいつものように、大熱演するかと思えば大脱力もしていた。
科白が危うい瞬間になると、
かえって笑わされてしまう。
生きているってすばらしいという気持ちにさせてくれる。

5.劇団俳小の『少女仮面』
8月2日(木)、池袋シアター・グリーンに行った。
小学生のころから知っている大鶴美仁音さんが、
ついに彼女の憧れの貝(役名)を演じるというので見に行った。
演出が変わっている。
主役の春日野八千代が女形になっていて、
一場の終わりなど彼の巨体がお風呂に落ちてしまう。
たけしの熱湯コマーシャルみたいだった。
これでどこまでいけるのだろうとドキドキしながら見たが、
さすがに話は破綻したように思う。
肝心の美仁音さんは、前半が可愛らしく、後半コミカルだった。
特に後半で見せたコミカルな一面がこれからを期待させる。
笑わせるのは難しい。しかし彼女はその才能に恵まれている。
小さい頃からバレーで鍛えて体幹が安定しているのも頼もしい。

6.やなぎみわ演劇プロジェクト第3弾『1924人間機会』
8月4日(土)に、遠い遠い世田谷美術館に初めて行った。
村山知義の展覧会はすごく勉強になったが、
それに輪をかけて劇が面白かった。
可笑しみがあって悲哀があって、
それをやなぎさんがグロテスクかつチャーミングにまとめていた。
ゴーゴリやブルガーコフやショスタコーヴィチの良いものに触れた後のような爽快感で、
帰りに用賀駅まで徒歩で歩くのが楽しかった。
展示を見る時間があまりなかったので。
これにはもう一度行きたい。

7.NRQライブ
8月5日(日)に、吉祥寺MANDARA2に初めて行った。
去年「唐十郎リサイタル」の伴奏をしてくれたNRQの牧野さんが企画だと知って駆けつけたが、
行って良かった。
ライブで聴くと、クールな彼らが燃えているのがわかる。
リラックスした曲調でも、彼らが張りつめているのがわかる。
残念ながら録音ではそれはわからなかった。やはりライブだ。
ライブを聴いたいまCDを聴くと自分の中で内部補正が働き、
また違った風に聴けるようにもなる。
後半に登場した酒井俊さんの唄がこれまたすばらしかった。
言葉をメロディにのせたときの情景喚起力が半端ではなかった。

以上です。
この間にも、稽古は深夜までやっています。
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by nakanoatsushi | 2012-08-06 14:55

いいチラシをつくりたい

3年前くらいから台本を読むのが楽しくなった。
楽しいとたくさん読む。
たくさん読むとよくわかる。
よくわかるとさらに楽しいのだ。
メンバーが演技がしやすくなるように、
あるいはスタッフワークしやすくなるように、
十全にガイドラインを引いておきたい。

秋公演の演目、いま読み合わせをしているところだ。

さっきスタッフワークも
最近ではチラシづくりも、
読み合わせをしながらその結果を反映して行うになった。
チラシは公演の旗印なので、
劇の中身を、
それにかける劇団の意志を、
旺盛に盛り込んだものにしたい。
2年くらい前からこれがすごく面白くなってきた。

今回は、
割と早くアイディアが出た。
結果的にいつもとテイストをがらりと変えるが、
良いチャレンジにもなりそうだ。

今日、稽古の前にサンプルを見たら、
すごく良かった。
きっと完成したこれを見たら、
まず自分たち自身が作りたい劇の方向性が確認できるチラシに、
しっかりとなってゆきそうだ。
もちろん受けとってもらえる人に喜んでもらえる仕上がりにするのは当然。

9月上旬に撒き始める予定だ。
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by nakanoatsushi | 2012-08-04 03:15