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展覧会が終る。

先週末に展覧会が終わって、いまはコツコツと片付けものをしている。
疲れが吹き出したのかちょっと気管支が荒れているのでペースがイマイチだが、遅々としてやっている。
どさくさにまぎれて方々から色々なものを借りて成立したイベントなので、お礼かたがた返却作業。
掲載された新聞や雑誌の記事、記録画像や映像の整理など。

劇団員、大学の同僚、ゲストで参加してくれた人々、そして主役の唐さんのおかげで、企画がはじまって以来一年の間、特に途中で破綻することなく全体を終えることができた。

自分としては、とにかく粛々とやれたのが良かった。
喜ばしいことがあったときも調子に乗りすぎず、少しくらい失敗しても努めて落ち込まないように心がけた。沢山の人が関わってくれている以上、自分に波があるのは良くないと思ったからだ。
まだ片付けを終えていないので油断は禁物だが、達成感はジワジワと来ている。

すでに来年やる作品の予習ははじめている。
こういうネクラな作業が近年富みに面白くなってきているのだ。
今年は『海の牙』と『恋と蒲団』の再演しか演目を上演出来なかったので、来年は少し多めに挑戦したい。

また、こういうときにしかまとまった読書ができないので、何か長いものを読みたいとも思っている。手始めに久々の『ファウスト』を読んで、初めてこれを手に取った中学生時代がいかにガキであったのかを思い知らされた。
我ながら大人になったものだ。

学生たちによる『夜壷』公演の準備も始まっている。
大事業を終えて、晴れやかにゼロからのスタートである。
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by nakanoatsushi | 2011-11-28 21:21

リサイタルから『海の牙』へ

ついにリサイタルが実現した。
11月4日当日は朝7:45の会場入りから戦場だった。
仕込みも、リハーサルも、バタバタの繰り返し。
けれども、あと〜時間したらこの会場は異常な盛り上がりを見せるのだろうな
という予感が湧いて、始終楽しくて仕方なかった。

準備のための不安や緊張はこの半年間くらい消えることがなかったので、
当日はもうすっかりネガティブな感情を越えていた。

2時間。
リングサイドで自分は、
唐さんを頂点とする出演者の、
小室さんをはじめとする演奏者の、
この機会を支えてくれた劇団員たちや音響スタッフメンバーの、
一番のファンだったと言える。
これをやろうと思った日から、聴衆第1号はオレだったのである...。

そして片付けを終えたいま、次なる標的は『海の牙』の最終公演である。

去年この演目を決めたとき、
横浜でクライマックスを飾るに相応しい演目を、
何度も上演すればするほど面白くなるような噛みごたえのある台本を、
と考えて選んだ作品だ。

芝居こそが自分の本分であるから、
海っぺりの公演に向けて、
もう1度『海の牙』を、
力を入れて掴み直しているところである。
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by nakanoatsushi | 2011-11-06 07:25

リハーサルのリハーサル

昨日、「大唐十郎展」の第1弾「路地の展覧会」がオープンしました。
実を言えばこれが1番不安でした。
イベントは慣れているのですが、展示にはまた別のセンスが必要です。
それが思った以上に上手くできました。
場所に力があるので、モノとモノの行間を見事に埋めてくれました。
1日中ぴおシティにいると、これまで持っていたイメージよりはるかに活気のある飲食街であることがわかってきました。
朝10時から満席になる立ち呑み屋。ゲームセンターから聞こえてくるスロットの音。
生き生きとした街のノイズにさらされて、過去の小道具たちが息を吹き返しているように見えます。

さて、1番の難敵を倒し、いまは次なる標的。
第2弾「唐十郎21世紀リサイタル」に向けて準備を進めています。

今日は北仲スクールの3階にステージをつくって、明日の出演者・演奏者が大集結してのリハーサルに備えています。

これから歌も歌って、リハーサルのためのリハーサルを念入りに行います。
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by nakanoatsushi | 2011-11-02 16:23