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九州から帰ってきた。

5月の半ばは、九州で過ごした。
去年の鴨居羊子展の巡回展が福岡市内の天神で行われるため、そのオープニングに我々も芝居を添えようという経緯だ。
先乗りした劇団メンバーは5日、後から飛行機で追いかけた自分は4日間の滞在だった。
ちなみに、わたしは国内で神戸より西に行くのは、これが初めて。

普段の関東での生活と全く変ることのない大都会だったけれど、早朝やたら早く目が覚めてしまうため、よく散歩をした。
福岡市内は川の占める割合が多く、それが屋台で有名な中州をつくり出している。
そのため、市の中心で何度も何度も橋を渡って歩いた。

旅すると不思議なところに行くもので、福岡市文学館というところにも行った。
住んでいる横浜では、わざわざ「文学館」に行くことなんて滅多にないのに。

東京駅の丸の内駅舎と同じ建築家がつくったという、まさにそっくりな赤レンガの建物で、目的もなく朝さまよい歩く者にとっては、9時オープンがありがたかった。
ここで、唐さんに薦められてずっと気になっていた夢野久作の『斜坑』を読むことができた。

肝心の芝居、短編の『恋と蒲団』は、よく観客とコミュニケーションしながら公演することができた。
場所は展覧会場の一角で、舞台も客席もフラットな空間、床に貼ったビニールテープだけが「ここからステージですよ」というマークである。だから役者は、科白や劇の状況が上手く伝わっているか、よくよく注意しながら、冷静さをもって公演に臨んだ。
別にアドリブをするわけでもないけど、よく内容が伝わって、よくウケていたと思う。

おかげで、芝居が終わって挨拶すると、30分強の本番で会場の雰囲気がすっかり温かくなっていた。

帰りは皆と一緒に車で移動。
1100キロの道を二日に分けて踏破した。
以前は遠く感じていた「横浜⇔京都」間は、これで近所になった。

現在、来月はじまる浅草での公演準備をしながら、秋に行うイベントの計画を練っています。
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by nakanoatsushi | 2011-05-25 09:03

夏が来る

はやくも気温が上がってきた。
昨日の昼間など、外を歩いていたら結構な暑さだった。

それにしても、暑いからといって窓を明けっ放しにして寝たら、全身を何カ所も蚊にさされてしまった。
もうすぐ夏がくる。

気がつけばゴールデンウィークである。
前回のブログは『海の牙』のテントたて直後だったが、更新をさぼっているうちに早くも2日間の本番を終え、現在は5月半ばに迫った九州行きに備えている。

人生で初めて上陸する九州。
ここで我々は、先年川崎でやった『鴨居羊子展』の九州巡業の展示を手伝うとともに、ちょっとした芝居をやるのだ。

というわけで目下『恋と蒲団』の稽古中である。
この演目は2年前にやったものではあるが、現在の目で見ると至らない点がある。
また、観客には展覧会場に強引に座って見てもらう一種の見世物なので、このことの計算してつくりかえている。

劇の冒頭にはト書きの指定でセミの声。

夏も近いわけだ。
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by nakanoatsushi | 2011-05-05 07:29