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もうすぐ2幕が終わる。

早い。早い。
劇団員一同よくついてきていると思う。
もうすぐ2幕が終わろうとしているのだから、かなりのハイペース。

が、これも読み合わせをしてしっかり設計図を作っておいた効能である。
ただし実際の立ち稽古では、その設計図に漏れてしまうような細かな問題や矛盾が山積する。
これを超スピードで片っ端から解いている訳だ。

その合間に。

・あいちトリエンナーレを見に行く
・最近出た根津甚八さんの本を読む
・バンクアートにtptの劇を見に行く
・エレーヌ・グリモーというピアニストのCDを重点的に聴く。彼女が年始に行うリサイタルのチケッ トを買う
・大学で行う講演会の企画をいくつも組む
・唐ゼミ公演に関する役所への申請作業

などしている。

しかし、心の中心はやはり『下谷万年町物語』。
細部を詰め抜いて完璧な物語の進行を実現したら、次に全体を膨らませるべく新たな演出プランを練っている。
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by nakanoatsushi | 2010-09-26 21:36

第1幕と格闘中。

稽古がはじまって10日が過ぎた。
今日は稽古休み。毎週月曜だけ、みなで稽古を休む。

現在、1幕を7割過ぎたところを格闘中。
登場人物や物語の背景の紹介があらかた終り、いよいよ物語の動起となるシーン。
それだけに、観客が一緒についてきてもらえるよう、役者に細心の演技が求められる。
ここでコケると、残りの2幕・3幕についてきてもらえなくわけだから、それはもう必死である。
しかしおもしろい。
傍目には地味だろうけれど、去年からの自分の変化が大きなものであることを日々実感している。


忘れないように記録も。

9月10日(金)は、北仲スクールのお隣りバンカートで行われる舞台美術家・朝倉摂さんの個展「アバンギャルド少女」のオープニングだった。
稽古を早めに切り上げて、これに向かった。
いかにもバンカートらしい奔放な展示を見て、原口典之さんのとき以来、これは何度か通わなければと思う。

展示を見たあと、朝倉さんに展覧会開催のお祝いを伝えた。
去年、寒い中『下谷万年町物語』にいらして下さったことへの感謝も伝えることができた。

嬉しかったのは、会場にいた演劇プロデューサーの中根公夫さんとお話しすることができたことだ。
高校時代に中根さんの出演した番組を見て演劇に目覚めたこと。
その後唐さんに学んでいまは劇団をやっていること。
『王女メディア』ギリシャ公演のドキュメントをつづった金田龍之助さんのエッセイの中に出てくる中根さんは、それにしてもカッコイイ。
という話をした。

その夜はなんだか興奮して、皆の作業する稽古場に急いで戻った。
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by nakanoatsushi | 2010-09-13 09:10

夏休みが終った。

夏休みが終って、稽古がはじまりました。
いまは皆でずっと読み合わせをしています。

皆で集まっては、連日4時間くらい。
数ページ、ときには数行進むにも、とにかく時間がかかる、かかる。

『下谷万年町物語』は再演ですが、はっきり言って一度上演したとは思えないほど取りこぼしがあります。

前回の『蛇姫様』以来、台本を読むということについて覚醒した私としては、まあ恥ずかしいやら不満やらで、今度こそ正しい上演にしようと燃えてコツコツやっています。

ですから、これは演出を「変える」という上演ではありません。
いまの死力を尽くして「正しく」劇を組み立てていけば、自然と「変わる」のです。
きっと説得力のある上演になります。

公演は11月。


さて、8月の間にしたことを忘れないように書いておきます。

・大学の仕事で、いくつかワークショップの面倒をみる。
 (神奈川大の「建築」、横浜国大の「映画・演劇」、京都精華大の「京都ポップカルチャー」)
・亡くなった大里先生の研究室の引っ越し。
・母を横浜に呼んで、大野和士さんのレクチャーコンサートを聴きに行く。
・青森県の寺山修司記念館に行く。
・リヒャルト・シュトラウスを中心に音楽を聴く。
・ホフマンスタールを中心に、いくつか本を読む。
・来年の公演について考える。

だいたいこのくらいです。
けっこう充実していました。
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by nakanoatsushi | 2010-09-03 14:14