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浅草入り前の総稽古。

連日追い込みの稽古。
すでに仕上げの段階だ。
なにせ今週末にはもう浅草入りが迫っているので、今日と明日で全3幕の通し稽古を繰り返す。
一度稽古を始めると、長い作品なので当然時間がかかる。
場面転換のことを考えていたつもりだったが、またしても舞台装置をゴージャスに盛り込んでしまったし(特に2幕)。
稽古以外のそういった事務的な段取りも、これから詰めて行かねばならない。

気候が温かいのが救いだ。寒いよりは暑い方が断然いい。
冬よりは、格段に風邪を恐れずにすむ。
また、雨が降ってじめじめしているのも、役者の咽には潤いだ。
ただちょっと昨日の強風には閉口したけれど。
小道具飛ばされたりして大変だった。

そんな中、一昨日の夜には新宿花園神社に『ベンガルの虎』(新宿梁山泊公演)観に行き、韓国全州大学の朴炳棹先生に再会する。
聞けばこの公演を見るためだけに来日されたそうだ。
2006〜08年まで続けた唐ゼミ☆と朴先生率いる全州大の交流は一時中断していたが、これをきっかけにまた再燃しそうである。

これから北仲スクールに行って大学の仕事を済ませたら、夜は通し稽古だ!
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by nakanoatsushi | 2010-06-21 09:55

テントがたった。

横浜国大の野外音楽堂に練習用のテント劇場がたった。
先週末に搬入、土日の設営は実にスムーズ。
これから約二週間をここで過ごすのだ。

前回の公演で一時巨大化したテントは、また以前の唐ゼミ☆サイズになって帰ってきた。
けれど、一部鉄骨の長さを調整し、幕の張り方を工夫することで、以前よりずっと見やすくなった。1番離れた客席からも距離感を感じないし、声の反響にも目(耳)を配った。

これには、先年の公演での反省が特に生きている。
足腰の悪い人や年配の方には客席後方のベンチシートを提供しているが、彼らにもきっちりとテントの臨場感を味わってもらわなければ。

稽古はあと数日休止。いまは全力で舞台装置を作り、宣伝作業を行っている。
パーツパーツを作り上げてきた大道具が舞台に結集していくのは楽しい。
そして案内状や招待状が、ぞくぞくとみなさんのもとに届くはずである。

3幕の内容について頭の中で整理し続けているが、実際の稽古で解決をみるまで、脳内の混乱は停滞したまま。
気になって仕方がないが、いまは我慢我慢。

ところで、昨日チラシを持ってウロウロしていたら、ここ五年利用している関内の韓国食材店「スーパー釜山」が閉店していた。
もうあの店のキムチやマッコリ、ショウガハチミツは帰ってこない。
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by nakanoatsushi | 2010-06-08 10:19

宣伝にいそしむ。

今日は、今度の公演場所である浅草に行ってきた。
公演に協力してもらっている「浅草おかみさん会」のイベントの手伝いをする。ついでに、芝居のポスター掲示やチラシ撒きをすることができた。

前回の『下谷万年町物語』で大応援してくれた街の人たちに、またしてもエールを送られた。
こちらもさらに意気込んで、これからの準備をするつもりだ。

月末の現場入りまでになるべく多くのポスターを貼っておきたい。
チラシの設置もさることながら、色々な場所に自分の芝居のポスターが貼られているのは実に気持ちがいい。
まるで疲れを知らぬ宣伝員を、街のそこかしこに配置しているような気分になる。

というわけで、今回特に多めに作ったポスター掲示に協力してくれる人を捜しています。
家の近くや学校や職場で『蛇姫様』のポスターを貼って下さる方は、連絡お待ちしています。

karazemi@yahoo.co.jp
09098039409
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by nakanoatsushi | 2010-06-04 01:37

6月になった。

5月が終った。
6月はかなりめまぐるしくなるだろう。

近況として。

まず鴨居羊子展のパフォーマンスが終った。
なるべく荷物が軽く済むようにつくった作品なので、後片付けは速やか。
短いながらも、自分は3月の末ごろこれのためにかなり悩んだ。
忙しかったせいもあり、なかなかアイディアが出なかった。
そしてその分だけ、可愛い出し物になった。
芝居の公演終わりとはまた別の感慨にうたれる。

大里俊晴先生の追悼文集が届いた。
北仲スクールの同僚・未帆ちゃんが準備してきた文庫本サイズがついに完成したのだ。
絶対に捨てられない何冊目かの本が、家の棚に加わってしまった。

コンサートに行った。
サロネンというフィンランドの人が指揮したもの。
特に『中国の不思議な役人』がよかった。
突然デカイ音が出たかと思うと、今度はそれがピタリと止まる。そのどちらもがクッキリハッキリ。不意に訪れる沈黙の時には、指揮台に引きずり込まれそうになった。
比喩ではなく。急ブレーキで慣性の法則がはたらいた時の、あの感覚だ。
20世紀的な音楽をはじめて生で聴いて、感心した。
ストラヴィンスキーも、一度コンサートで聴いてみたいものだ。

肝心の『蛇姫様』は、3幕後半で停滞している。
物語自体も終わりに向けて難航してくるが、芝居づくりも道連れにされてしまっている。
苦しい。頭がウニウニと混乱する。
3幕によって2幕までの至らなかった点がハッキリしてくると、これも気になって仕方がない。
ますます混乱してくる。

立ち向かう相手が、いよいよ姿を現したという感じだ。
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by nakanoatsushi | 2010-06-02 17:16