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大阪に行ってきた。

19日の火曜日。
東大阪にある近畿大学に行ってきました。
お目当ては、唐さんによる最終講義。
横浜国大での最終講義を行い唐さんを見送ってから、早5年も経ちました。

05年の1月29日に最終講義を行い、それから3月に近畿大キャンパスで行われた唐十郎フェスティバルに参加。
ひな祭りのテント公演。演目は『少女都市からの呼び声』。
雪まで降り出す寒さに、出番を待つ役者たちが震えながらの公演でした。
そうそう。当時、近大演劇科に在籍していた井筒さんという学生さんの自宅離れに、劇団員一同でお世話になりました。
井筒さんのお父さん、お母さんに大変よくしていただいたことを、まざまざと思い出します。

今回の近大訪問では、久しぶりに長瀬駅で降り、懐かしい商店街を歩いて校門を目指します。
5年の間、何件か入れ替わっているお店もありました。
公演中通っていた本屋ものぞいて、ジャック•ロンドンの文庫本を買ったことを思い出しました。
正門に入ると、かつてお金をおろした郵便局のATM。
テントを建てた空き地、そこから見える楽屋として使った教室。

道路をわたって最終講義の行われる校舎にたどりつくと、その3階はかつて赴任した唐さんが初めて講義を行った部屋です。
懐かしい階段教室で、唐さんはやはり唄いながら登場しました。
久しぶりに講義調の唐さんに、自分の学生時代が重なります。

最後に、近大の主演女優久保田さんが唄いながら花束を贈呈して幕となりました。

急いで関東に帰って。
いまは北仲スクールの仕事、春に劇団で担当する美術展の打ち合わせ。
そしてなんといっても、3月にやる新作の稽古を行っています。
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by nakanoatsushi | 2010-01-23 23:52

エンジンがかかってきた。

エフゲニー・スヴェトラーノフというクラシックの指揮者が好きだ。

以前から、気に入って家で聴いていたCDが一枚あったけれども、それが「ソビエト響&スヴェトラーノフ指揮」によるものだと意識しだしたのは最近である。

先日行われた大里先生の追悼イベント後の食事中、亡くなった大里先生はよくディスクユニオンに行っていたよねえ、という話題になった。それが、そういえばサテライト校舎の近くに一軒あったなあ、という会話になり...。
翌日、久しぶりに覗いてみたお店で、見慣れたオジサンのCDが何枚もあったものだから、早速これを買って台本読みの合い間に耽溺しはじめたのだ。

ちなみに、アマゾンで調べたところ、私が手にしている品物にはどれもべらぼうな高価格がつけられていた。が、実際に買ったところはせいぜい一枚数百円~千円というところだ。
さすが、大里先生がディスクユニオンに足繁く通ったのもうなずける。
まったくいつも大里先生は、あの黒地に赤文字の載った袋を持ってウロウロしていたものだ。

肝心のスヴェトラーノフはというと、どれも得意のスーパーセンチメンタリズムとダイナミズムに溢れていて、これが相当に私好みだ。

それに、巨漢ゆえの暑がりで、譜面台にいつも取り付けていたという赤い小型扇風機がユーチューブで確認できるのも、このオジサンをさらに憎からぬものにしている。
この扇風機のために、完全な無音空間を望む何人もの録音技師やスタッフたちが泣かされたという。それもご愛嬌だ。

そして、皆と台本も読み合わせをする毎日。
稽古日程に余裕があるので、キャストを決めずにひたすら戯曲理解を深めることに時間を費やしている。

来週はこれを少し中断して、火曜日に行われる唐さんの近畿大学最終講義に駆けつけようと思う。
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by nakanoatsushi | 2010-01-16 21:07

新しい年のはじまり。

新年になって早四日目。
遅まきながらこのブログも年を越したいと思います。
たった今全ての年賀状も書き終わったし。

年末は、暴飲暴食に明け暮れながら新しい作品の台本を作っていました。
暴飲暴食の方は見事にバチが当たり、大晦日に腸炎と診断されて以来坊さんのような生活に入りましたが、着々と台本は出来上がってきています。

何人も新人が入りましたので、ホクホクしています。
彼らをギュウギュウと鍛える楽しみが、これからやってきます。
今から少し、特別に呼び集めた新人とテーブルを囲んで、読み合わせをします。
去年の公演は非常に大技に明け暮れましたので、今年はコツコツと舞台用の体と頭を暖めて行きたいと思っています。
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by nakanoatsushi | 2010-01-04 16:45