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久しぶりに家にいる。

久しぶりに家にいて、書類を作っている。あと2時間で完成させる。

午前中に雑事をする。
お昼は大学で唐ゼミの事をする。
夕方から夜、サーカス劇場に参加する。

この生活を続けて早2ヶ月が経とうとしているが、来週サーカス劇場の初日を控え、これももう終わりに差し掛かっている。同時に進行していた幾つかのイベントが終わり、また3~5月にかけて、やるべき行司が立案されてきている。

今日はお昼から唐さんを迎えに行く。
大学で後輩たちの発表会があるので、それを見てもらうためだ。
演目はかつて自分も上演した『少女都市からの呼び声』。今回はまるで内容を知らないけれど、出来はどんなだろう?
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by nakanoatsushi | 2009-02-27 08:51

電車の中

稽古や打合せや買い物や、その他色々な雑多な用事で、ほぼ毎日東京に出かけています。
すると必然的に電車に乗ることになる。毎日、のべ2時間くらいは車中で過ごします。
新国立劇場で仕事をして以来、定期券を買いました。

電車の中では、だいたい本を読むかメールを打っています。
寝ると余計疲れるので、決して寝てはいけない。

ここで何を読むかというよりも、「何を読まないか」が非常に大事です。
自意識に溢れた私小説は、努めてこれを避けるべしです。
冬は家に閉じこもって後ろ向きな気持ちの中に自分を甘やかしたくなりますが、今年の忙しさはそれを許しません。
暖冬もこれを助けています。

5つくらいのことが、同時に進行中!
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by nakanoatsushi | 2009-02-20 03:58

最近、鬼怒川温泉を通り過ぎて思い出したこと。

稽古休みの日に、別の用事の途中に栃木県にある鬼怒川温泉を通り過ぎた。

懐かしい。
浅い渓谷のようなこの光景を目にするのは、実に15年ぶりくらいだ。
僕の実家はあまり遠出や旅行の得意な家族ではなかったけれど、唯一まともに旅行した先が、この鬼怒川温泉だった。
いまちょっと寂れているような雰囲気だったが、当時は温泉の中でもかなりブランドな感じがしていたと思う。この場所を選んだのは自分と母だったので、カタログの中での扱いが、割りに高級だったことを憶えている。

そのころ小学校6年生だった。
歴史に凝って、当時妙に渋い趣味をしていた自分は、そばにある日光東照宮に行きたがった。先年、随分可愛がってもらった祖母が亡くなっていたので、そこで「家光香」という特別なお線香を買って帰ったことも憶えている。
それから、あの時した怪我のことも。

実家は名古屋なので、旅程はまず東京駅に移動し、そこから上野へ、東北新幹線に乗って目的地に向かったのだと思う。
その東北新幹線の列車の中、ふとしたことで怪我をしたのだ。
トイレに行く途中、僕は自動ドアに手をはさんだ。
そして手のひらの一部、ちょうど真ん中あたりが、少しだけえぐれた。
その時、血が次から次へと出たけれど、不思議なのは、そのころの自分が、その怪我の事を、明らかに意図して家族に隠し通したことだ。
滲み出してくる血のことばかり気にしながら、旅行の間、手のひらは見せないように、見せないように。

あの気持ちは何だったのだろうと、今にして不思議に思う。
せっかくの旅行を邪魔したくなかったのだろうか。
何かプライドに近い感覚もあったようにも思う。
本当にあれは、何だったのだろう。
瑣末なことなのだけれど、その小さな怪我のことばかりまざまざと思い出したので、気になってしまった。
温泉の水ができたばかりの傷口によく沁みたことを、よく憶えている。
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by nakanoatsushi | 2009-02-12 02:18

稽古に通う毎日

昨日稽古場に行く途中、おそば屋さんに入った。
どうも早く着き過ぎてしまうので、先に食事をして時間をやり過ごそうとしたわけだ。

入ろうとした矢先、入り口に変なお婆さんがいる。先客だろうか。
彼女は扉に少しだけ顔を突っ込み、何事か店員に声をかけると、店には入らず、通りのガードレールに引き返してそこに腰掛けた。
すれちがいに入る自分。水の入ったコップが置かれたカウンターに坐ろうとすると、店員が「そこは人がいますから」と言う。
そこで別の席について注文すると、そこからは普通で、コップと美味そうなおそばが出てきた。
そして、僕のを作るのと一緒にもう一杯のおそばを作って、コップが置かれただけのカウンターに添えるように置く店員。さらにそのまま一分ほどの時間がたったので、仕方なさそうにカウンターを出て店の扉を開け、外に声をかける店員。
するとさきほどのお婆さんがゆっくり入ってきて、さらにゆっくりと咀嚼を始めた。

店員に小声で尋ねたところによると、彼女は数十年来のお客さんで、いつもこうだという。何日かにいっぺん夕方店にやってきては扉から覗きこむようにして注文し、おそばの出来上がりを歩道のガードレールで待つのだそうだ。

何事か理由があるのだろうか。
気になったので書いておいた。
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by nakanoatsushi | 2009-02-05 11:03