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半分終わりました。

今日から本番4日目に突入します。
合計6日の公演なので、これからが後半戦です。
24・25日と、クリスマスを袖にしてきてくれた観客は本当にありがたかった。数こそ少なかったけれど、熱気があり、こちらもそれに応えました。
今日から3日間はまた倉庫が埋まります。
最終日にむけて、また加速していきます。
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by nakanoatsushi | 2008-12-26 07:49

倉庫内の仕上がりとシンポジウム

倉庫に入って五日目、ようやく作業に終わりが見えてきた。
これは興奮する。やっている本人たちが、まず興奮する。
装置もエンディングも勿論今日稽古をした演技も、この半年間明日から始まる初日のために準備してきた。
今日の風は温かったがそれも一時のこと、本番中にはまた冬らしい気候にに戻るだろうが、倉庫の中は激アツだ。

そして今日の夕方、三軒茶屋のシンポジウムに臨んだ。
演劇評論家の扇田昭彦さんの著作『唐十郎の劇世界』が、このたびの国際演劇評論家協会の賞を受賞されたためだ。パネリストとして末席に着く。
約40年芝居を糧に伴走してきた唐さんと扇田さんに皆で話を聴く格好になったが、唐さんは途中「ちょっと...」と言い残して会場を退出した。
その5分後、何故かトランクス一丁にマントを羽織り、ボクシンググローブを両手にはめて場内に再登場、すかさず扇田さんがかつて絶賛した『吸血姫』の唄を歌った。
曰く、扇田さんへのお礼です。

これすべて、実に100人も入ればいっぱいの、普通の会議室での出来事だ。

こういうのを目の当たりにすると、演劇について語ることの虚しさにつきあたる。
「どんな演劇がしたいか」その事を語るよりも、唐さんはいつも「やりたい演劇そのもの」に場を変えてしまう。唐十郎が往くことは、それ自体芝居そのものが往くことなのだ。
今日の出来事は、開演時間の決まった巷の演劇に匹敵するどころか、さらにそれを軽々と超えている。きっと評論家と呼ばれる人たちはこれを余興として黙殺するにちがいないので、ここに書いておきたい。これこそ演劇である。劇場で定時に、予告されて行われる演劇をしか批評の範疇としないのはおかしい。それでは本当に劇的な事柄を取り逃がしてしまう。これはきっと反射神経の問題であるとも思う。どうか誰かが鋭敏な反射神経を発揮して、今日目撃したことに対して、堂々と批評を展開して欲しい。
まったく、演劇賞の二つ三つあげてもいいくらいのワンシーンだった。

それにしても悔しい。
自分の自称している演出家はなどという職分は、それ自体“演劇”という枠組みに守られてしまっている。
一方今日接した、文字通り裸一貫の虚構!
夜明けを待って倉庫に入り、すかさずこれに対抗するべし。
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by nakanoatsushi | 2008-12-22 01:39

昨日、作業を切り上げる

昨日作業を切り上げた。
よって今日は公演前最後の休息である。これに乗じて買出しなどをする。
いやあ、この一週間忙しかった。
ラジオ出演、倉庫側と打ち合わせ、年明けに行う他劇団の公演のキャスティング、研究員を務めている大学機関のイベントが相次ぎ、それから稽古や作業をした。
ここ数年、年末と年度末は忙殺される。
そればかりでは悔しいので、忙しくなるほどにその合間合間で舞台のアイディアを出す。

さらに最近、ちらほら来年の『下谷万年町物語』への参加希望者から声がかかり始めている。彼らは今回の公演もちょっとずつ手伝いに来てくれるらしい。歓ぶべきことだ。

明後日より現場入り。
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by nakanoatsushi | 2008-12-14 10:19

ラジオに出た。

湘南でラジオに出てきた。
1時間たっぷりお話して、唐ゼミの紹介がてらこれまでを振り返ったり、今度の公演の内容を宣伝したり。
自分はこれまでラジオには縁が薄かった。車の運転中に聴くくらいだったけれど、自分の喋っている声がかかっている音楽と共にヘッドホンから流れているとあの奇妙な濃密感そのものだった。

そのあと帰宅。日付の変わらないうちに帰るのは久しぶりなので、時間がたくさんあるような気がする。こうしてパソコンを操作していると、近くの線路を何度も電車が通り過ぎていく。終電までまだ時間があるのだ。

今日は目の前の作品を少しはなれて、来年の『下谷万年町物語』について考える時間もある。
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by nakanoatsushi | 2008-12-07 23:26

12月になった。

12月になって、忙しくなった。
稽古も実地に本番を想定する段階に突入したが、公演の告知をするため、テレビやラジオ、講演会に出たりしている。
それから他に年明けのイベントにむけてやることがある。
一日のうち夕方から始まる公演準備に至るまで、やることが満載だ。
確か同じような感じで、夏、山形公演の初日に向けて動いていた時期を思い出す。
あのときは暑かったので、放っておいても身体が活動していた。
現在は、少し気を抜くと身体が停滞したがってしまう。
自分は冬に強い方だから、他のメンバーの疲労はいかばかりだろう。

いまは動いていること自体を忘れるくらいに、動き続けることだ。
倉庫に入る日が楽しみだ。
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by nakanoatsushi | 2008-12-04 16:21