重村と熊野

今日からはじまる唐組秋公演。
演目は『動物園が消える日』です。
2002年秋と2003年夏に私たちも取り組んだ作品です。

あのとき、
2002年の初夏に公演した『ジョン・シルバー』に手応えを掴んだ自分に、
唐さんは『動物園〜』の上演を切り出したのです。
なんだか面食らいました。
『腰巻お仙』『ジョン・シルバー』と来て
よーし、60年代〜70年代シリーズで行くぞ〜、と思っていた自分たちに、
突然90年代の世話物が振られたのです。

いまから考えれば、
モノローグ過多の『ジョン・シルバー』を終えた新人に、
会話の面白さ、生活感のある人々を描く愉しみを習得させようという唐さんの親心を感じることができますが、
当時の自分たちは生活に対する感性も実績も乏しく、
なんだかロマンティックな部分ばかりが先行した上演だったように思います。

重村と熊野は、当時まだ劇団に加わっていませんでしたが、
きっと『動物園〜』の内実をとらえた舞台を披露してくれるはずです。

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by nakanoatsushi | 2017-10-07 15:27
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