今日も読み合わせをした。

昨日は木曜日だったので、夜に読み合わせをした。

外部出演をして忙しかった土岐くんが帰ってきたので、ひとつひとつの科白の機微について、これまで自分が読み解いてきたことを託していく。
彼は主役なので、伝えたいことが山ほどあるのだ。

こうやって皆が目の前で読み始めてくれると、本当にありがたい。
書かれた文字から想像した登場人物について考え続けるには集中力が必要だった。
彼らはあくまでフワッとした架空の人物だからである。
しかしこれからは、一言発語するたび、役柄は具体的に目の前の劇団員になっていくのである。
目の前にいる人間について考え続けることはずっと易しい。

それにしても、無意味に、無自覚に、惰性で、紋切り型で吐かれる科白に、最近ますます嫌悪を感じるようになった。別に唐さんの科白に限ったことではない。演劇だけでなく、テレビドラマから流れてくる科白に、電車のアナウンスにも、いちいちムカついている。
意味的にアクセントのおかしい話し言葉をきくと、本当にイライラする。

自分はそうはならないように、せっせと台本を読んでいるのである。

稽古のあとは、興奮してまったく眠る気になれない。
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by nakanoatsushi | 2011-01-28 02:51
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